- アプリのおすすめ時間の通りに寝かしつけをしなくてはいけないのでしょうか?
- 時間はあくまで目安です。眠くなさそうであれば少し待ってみても良いですし、反対にもっと早く眠そうな様子であれば早めに寝かしつけをしてあげましょう。活動量が多かったり刺激が強かったりすると早めに眠くなることもありますし、お子さんの成長発達・体力によっても異なります。アプリの時間を参考に、その時々で様子を見て判断してみてください。まずは、ねんねリズムを整えていきましょう。
- 外出などで推奨の寝かしつけのタイミングを逃してしまったときのことが心配で出かけられません。対策はありますか?
- 外出時にいつもの時間通りに寝かせようと思ってもなかなか難しいですよね。そんなときは「仕方ない!」と割り切ることも大切です。帰宅後に早めに寝かしつけてあげたり、お出かけのとき少し早めに出発して、睡眠時間を確保してあげるなどしてあげられると良いかもしれませんね。外出先で少しでもよく眠ってもらうためには、抱っこ紐のカバーやベビーカーのフードを活用することをおすすめします。
- 泣かせないと睡眠改善はできないということでしょうか?
- 泣かせなければ改善できないということはありません。環境やスケジュールを整えるだけで改善が見られることも多くあります。強い癖がついている場合、それを取るためには多少の泣きを伴う場合もありますが、できるだけ泣かせずにゆっくりとしたペースで取り組むか、泣きを伴いながら短期間で取り組むかは、ご家庭の考えに応じて選択することができます。
- 寝かしつけ方を変えていくときは昼も夜も同時に始めた方がよいのでしょうか?
- 夜を先に取り組んでいただくことをおすすめします。夜は眠い力が強いので、寝かしつけがいつもと違って違和感があっても最終的に眠れる可能性が高いからです。一方で昼間は眠い力が弱いので、なかなか変化が難しいシーンでもあります。まずは夜に取り組み、次に朝寝⇨昼寝⇨夕寝の順で取り組むことをおすすめします。
- 上の子がいて下の子を泣かせていると起きてしまいます。ねんねトレーニングはできないでしょうか?
- 別部屋がある場合、トレーニング期間だけは上のお子さんは別部屋に寝てもらうようにできると良いでしょう。難しい場合は、まず最初に就寝のタイミングでのみトレーニングを行うなど、段階的にトレーニングを進めることで、なるべく夜中の泣きを少なくする方法もあります。
- 就寝ルーティーンはどんなものがおすすめでしょうか?
- お子さんがリラックスできるものであればどんなものでも構いません。毎日繰り返しても苦にならない、長すぎないものがおすすめです。
お風呂⇨スキンケア⇨絵本(1冊)⇨おやすみの挨拶⇨マッサージ⇨消灯
などが一例としては挙げられます。
- 赤ちゃんが暑いのか寒いのかわかりません。判断材料はありますか?
- まずはお腹や背中に手を入れて触ってみましょう。じんわりと湿っていて汗をかいているようであれば暑いと考えられます。お腹や背中が冷えているようであれば寒いと考えられるので、1枚追加で着せるなど対策をしてあげましょう。
手のひらや足の裏が冷たいのは体温調節の一環である可能性が考えられますので、体幹に近い部分を触って確認すると良いでしょう。
- 母乳よりもミルクのほうがよく寝るのでしょうか?
- 巷でよく聞かれることですが、実はミルクのほうがよく寝るという証拠はありません。ミルクの方が消化に時間はかかりますが、たとえミルクを飲んでいても、自力で眠りにつく力がなければ夜泣きが起こることはもちろんあります。母乳・ミルクに関わらず、睡眠環境を整え、自分で眠る力をサポートしてあげることが大切です。
- 添い乳がやめられません。添い乳をやめないと夜泣きは治らないでしょうか?
- 添い乳をしていても夜泣きがないお子さんもいらっしゃいますので、添い乳をやめないと夜泣きが治らないとは言い切れません。
ただし、飲みながら寝付くことが習慣化している場合、夜中の浅い覚醒時も飲むことを求めてくる可能性は高いです。これが原因で起きてしまっている場合はこの癖を取っていくことが解決の一歩になると考えられます。
- 夜間断乳をすれば朝まで寝てくれるのでしょうか?
- 夜間断乳=朝まで寝る、ではありません。飲みながら寝ることが習慣化してしまっている場合、その習慣を断ち切ってあげることで眠りやすくなる可能性は高いですが、夜中に起きることに他の要因も関係している場合、夜間断乳だけでは朝までぐっすりとはいかないものです。また、夜間の授乳を1,2回続けながら睡眠を改善することも可能です。総合的に解決に取り組んでいく必要があります。